アラサー隠居

都心のサラリーマンから田舎の山麓に住む「隠居」に転身したアラサー男が、孤独な生活や持病のIBS(過敏性腸症候群)にちなむ体験談、本などを紹介します。

アラサー男に「隠居」は可能なのか

「仕事も人間関係も全て放り出して、誰も知り合いのいない南の島でのんびりしたい」ー。誰もが一度は考えることではないでしょうか。

 

いわゆるアラサー(around thirty=30歳前後)の私は2021年3月末で都内の会社を辞め、南の島…ではありませんが、人口約2万人、標高約400メートルの町に引っ越してきました。新型コロナウイルスが猛威を振るうようになったあたりから、これまでの仕事や都会生活に強く疑問を感じるようになり、ライフスタイルを大きく変えようと思ったからです。

 

家族も知人もいない土地で、働きもせず、一人、暮らす。当初は読書や勉強、趣味の音楽など、自分の興味を好きなだけ追究できる「夢のような暮らし」が手に入ると心を躍らせていました。が、新生活の開始から一カ月も経たないうちに、早くも孤独感に苛まれています。

 

このブログには、一人のアラサーの男が隠居じみた生活を送ろうとした経緯、経済事情、日々の心境変化、発見などを書き残しておきたいです。 

もしかすると、同じように若くして静かな生活を検討している方がいらっしゃるかもしれません。隠居を「勧奨」するわけではありませんが、何かしらの参考になればと思います。

 

実は永続を目的とした隠居ではなく、ゆるく書けば「コロナは終息しないし、貯金は貯まったし、仕事は辛いし、とりあえずゆっくりしよう」という感じです。

貯金が尽きる前に、孤独感の限界が、私をせわしい社会生活に押し戻すかもしれません。

 

恐らく「持続不可能」なアラサー男の隠居生活は、実際、いつまで続くのでしょうか。

読者には、人体実験を見守るような気持ちでご覧いただければと存じます。