アラサー隠居

都心のサラリーマンから田舎の山麓に住む「隠居」に転身したアラサー男が、孤独な生活や持病のIBS(過敏性腸症候群)にちなむ体験談、本などを紹介します。

【IBS本レビュー】「バイバイ!過敏性腸症候群(IBS)/綿樽剛」

 

 

 「【IBS本レビュー】「過敏性腸症候群(IBS)は治らない?/Kazuya_M」 - アラサー隠居」と同じく、Kindle Unlimitedの読み放題で読んだ(単体購入も可能)。物心ついたときから「お腹の弱さ」に悩まされていた筆者が、いかにIBS過敏性腸症候群)を克服したか。生活や食事の工夫が書かれている。

 

 徒歩5分の通学路で便意を我慢できず何度も家に戻ったり、数々の「うんこ漏らし」を経験したりした筆者に比べると、自分の症状はまだマシなんだと感じた。ただ、私もIBS症状が酷くなる前からお腹の弱い子供だったので、筆者の「自分のお腹が弱いのは生まれつきなんだと思いこんでいました」、「頻繁にトイレに通う自分の特徴が『病気』だとは思っていなかった」といった言葉には強く共感する。

 

 症状の酷い筆者が、いかにIBSを克服したか。早起きで朝の時間に余裕を持つことや、食事の糖質制限が奏功したようだ。

 

 IBSの食事療法としては、発酵性糖質を含む食品を避ける低FODMAP食が有名で、私も試しているが、(発酵性糖質に限定しない)糖質制限の活用は初めて知った。糖質制限食のなかでも、筆者は肉(Meet)と卵(Egg)とチーズ(Cheese)を主食にする「MEC食」を実践し、効果を実感しているようだ。

 

  私は低FODMAP食を始めてから3週間くらいまでは下痢の頻度が減っていたが、最近は再び調子が悪くなってしまった。摂取カロリーを米に頼って多く食べるよう心がけていたので、それが原因の可能性もあるな、と感じた。今後、低FODMAP食と合わせて、米の量が体調に影響するか意識してみたい。また、筆者が推奨している、毎日の食事内容と排便を記録する「食べたものログ」も実践したい。

 

 筆者は、IBSとトイレにちなむ赤裸々な体験があまりにも恥ずかしいので、この本を「家族にも内緒で執筆」したらしい。この病気や、トイレにまつわる体験談がもう少しオープンに話せる社会になってほしいと願う。