アラサー隠居

都心のサラリーマンから田舎の山麓に住む「隠居」に転身したアラサー男が、孤独な生活や持病のIBS(過敏性腸症候群)にちなむ体験談、本などを紹介します。

北へ(1日目)吹割の滝はミステリー

 急に旅に出たくなった。というより、旅に出なくてはいけない気がした。このところ、家に閉じこもっていてもまるで気分が晴れない。暇なのを良いことに嫌な記憶ばかり掘り返して、無碍な時間を過ごしている。

 

 住んでいる群馬県から、車中泊で東北方面を目指すことにした。宮城県福島県の太平洋沿岸部は何度か訪ねたことがあるが、内陸や日本海側は足を踏み入れたことのない地域が多いからだ。住所地に帰る必要がある日まで、約10日間ある。10日経たなくても疲れて帰りたくなったら帰る、というゆるい感じで行く。

 

 元々、バンライフを念頭に車中泊のしやすい軽バンを買ったのだが、いざ車中泊を試そうとしても出発直前になぜか面倒になって思いとどまる、というのを繰り返していた。近い将来、今住む賃貸物件を退去して車に住むとしても急だと色々と弊害がありそうなので、準備期間が必要だ。今回の旅は、自分のバンライフへの適性や、車両設備の改良点を洗い出すためのトライアルでもある。

 

 初日は北上するといっても県内にとどまり、沼田市にある「吹割の滝」を訪ねた。

 

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 「東洋のナイアガラ」というのは流石に仰々しい気がするが、そう呼ばれているらしい。これだけ迫力のある荘厳な風景を間近で見られるのは素晴らしかったが、ひねくれ者のわたくしとしては、土産物屋や飲食店の看板、遊歩道沿いにある廃墟などの「妙なホラー感」が気になってしまった。

 

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 これは駐車場から吹割の滝へ向かう入口にある土産物屋と飲食店の列。朽ちかけた建物や謎の木材などが廃墟感を醸し出すが、ちゃんと営業していた。

 

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 遊歩道沿いには、「廃墟感のある建物」ではなく正真正銘の廃墟もある。朽ちた人形や雑誌が生活感を出している。なぜ扉が開いているのだろう?

 

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 これも遊歩道沿いにある蕎麦屋の看板だが、狙っているとしか思えない。このイカれた目つきは、「今からみんなにデスゲームで遊んでもらうよ」とか言い出すやつではないか?私は初め、これはウサギの人形だと思っていたが、よく考えると彼には長い耳がないので、ビーバーなど別の動物かもしれない。しかしどうだろう、彼は確かにウサギで、人間の手によって耳を失った過去がある。頭にかぶっている帽子代わりの鉢植えのようなものは、その傷跡を隠すためのものなのだ。彼は、デスゲームで追い詰められて「助けてくれ!」と命乞いをする人間に対して、こう言う。「え?聞こえないよ?だって僕には耳がないものwww」。

 

 「新そば」で通行人を誘惑するこのウサギだが、別の蕎麦屋の看板には以下のように書かれている。

 

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 屁理屈のようだが、「そばと食事がうまい」ということは、そばは「食事ではない何か」ということにならないだろうか?つまり、この地でいう「そば」とは、我々が知っている食べ物の「そば」とは別の意味を持つのだ・・・。こういう不謹慎な妄想が止まらない。

 

 つい私の悪い癖が出てしまったが、滝の景観は素晴らしいし、そばも、私はタイミングが合わなかったので食せなかったがきっと美味しいはずなので、気になった人は是非ご自身で確かめてほしい。

 

 

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