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歩き遍路・通し打ち(基本野宿)の持ち物リスト

 2022年10月下旬〜12月上旬にかけて行った歩き遍路・通し打ち(基本野宿)の所持品リスト。遍路中に必要だと感じたものは現地で買い足したり、不要と判断したものは郵便局から家に送り返したりして、最終的には必要最小限に収まったと感じる。全てを詰めた状態のバックパックの重さは9kg弱だった。一眼レフがレンズ2本合わせて1.5kg以上あるので、これが無ければ7kg強くらいに収まっていただろう。

 

19番札所・立江寺の先にあるヘンロ小屋11号にて

巡礼用品・衣装

  • 金剛杖(こんごうづえ)
  • 白衣(びゃくえ)
  • 納経帳(のうきょうちょう)
  • 納め札(おさめふだ)
  • 手ぬぐい
  • ガイドブック(四国遍路ひとり歩き同行二人「地図編」)

 一般的な巡礼者と比べて身につけるグッズの数は少ない方かもしれない。例えば、菅笠(すげがさ)は背面のリュックに干渉して邪魔になりそうだったので使用しなかった。

 

衣服関係

  • ランニングシューズ(ナイキ)
  • Tシャツ3枚、下着3枚、靴下3足
  • ストレッチカラージーンズ2枚
  • ベルト1本
  • モンベル ストームパーカ(レインウェア代わり)
  • レインウェア(下)
  • ユニクロ ウルトラライトダウン
  • ユニクロ ポケッタブルパーカ
  • キャップ
  • タオル1枚
  • 手袋
  • ネックウォーマー
  • gu スタイルヒートエクストラ クルーネックTシャツ2枚 タイツ1枚

 Tシャツ・下着・靴下は3セット、ズボンは2本で、着用と洗濯のローテーションを回すことができた。手袋、ネックウォーマー、guの温かい肌着は、12月初旬に寒さに耐えかねて購入した。遍路道のほとんどが舗装道路というなかで、クッション性が高く身軽なランニングシューズの選択は正解だったと感じる。

 

野営用品類

 テントなしで、公園や休憩所のベンチで寝るスタイル。シュラフカバーが寝袋を結露や汚れから防いでくれた。バックパックは、当初使っていた安物が体に合わず歩行に支障が出てきたので、高知市内のモンベル直営店で買い替えた。長旅においては靴と同じくらい、自分の体にフィットするものが大事だと感じた。

 野宿の装備に関しては以下の記事にまとめた。

kizenarui.hatenablog.jp

 

 

電子機器類

  • スマートフォン
  • 充電器(USB二口)
  • スマホ用ケーブル
  • モバイルバッテリー(16,000mAh)
  • 腕時計
  • 単四電池(ヘッドライト用)
  • ミラーレス一眼レフ(ボディ、望遠レンズ、広角レンズ、バッテリー2つ、ブロワー、充電ケーブル)

 モバイルバッテリーは大容量のものを選んだので、一度充電すれば3日くらい持ってくれた。一眼レフはレンズをバックパックのチェストベルトに差し込んで固定すると、歩く時の収まりが良く、動物との遭遇など不意のシャッターシーンにも対応できた。

 

 

その他(衛生用品など)

  • ジップロック(Lサイズ。荷物の小分けや防水などで使用)
  • ウェットティッシュ(ノンアルコール)
  • ハンドクリーム
  • リップクリーム
  • 歯ブラシ
  • メガネ(普段用とお風呂用の2本)
  • コンタクトレンズ(1DAY・14日分)
  • マスク
  • トイレットペーパー
  • エマージェンシーセット(絆創膏や消毒シートなど)
  • カミソリ
  • 毛抜き
  • 顔用ハサミ(鼻毛などの手入れに)
  • 爪切り
  • デオドラント(体臭対策)
  • ビニール紐
  • ノート(A5サイズ)
  • ボールペン

 私は普段の日常ではコンタクトレンズを着用する機会が多いが、荷物を減らすため遍路に持って行ったのは14日分のみ。基本的にはメガネで過ごし、山を登る日や、悪天候の日などアクティブなシーンでのみコンタクトレンズをつけた。大浴場でもメガネが必要なほど近眼なので、風呂用と通常使いの2本のメガネを収納するには、このために新調した2本入りのメガネケースが役立った。

 

 

途中で買うことも送り返すこともできる

 遍路では人里を通る機会が多いので、何か必要になれば現地で購入することができる。電池やマスクなどの消耗品はもちろん、バックパックやテントなどのアウトドアグッズも例外ではない。実際に私は高知市内のモンベルバックパックを新調したほか、キャップや手ぬぐい、防寒肌着などを道中で買っていった。

 逆に不要だと判断したものは、田舎にも必ずある郵便局から自宅などに送り返すことができる。私も途中で文庫本を家に送り返したほか、タオルなどの値打ちのないものは宿に泊まる際に捨てた。サイズが大きくて送るのも捨てるのも難しい古いバックパックは、現地のリサイクルショップに買い取ってもらった。