アラサー隠居

都心のサラリーマンから田舎の山麓に住む「隠居」に転身したアラサー男が、孤独な生活や持病のIBS(過敏性腸症候群)にちなむ体験談、本などを紹介します。

無職初の住民税 カード払いで1,500円分のポイント獲得

 前年の収入から計算される住民税。6月中旬、現在は無職の私にも前住居地から住民税決定通知書が届いた。会社員時代は給与天引きだったので、直接納める「普通徴収」の通知書を見るのは初めてだ。金額は24万3,600円。ある程度の想定はしていたが、やはり高い。

 

 実は、以前の記事(無職でも作れた「Visa LINE Payクレジットカード」)で新しいクレジットカードを作ったのは、せっかく高い税金を支払うので、ポイント制度を有効活用したいと思ったからだ。結果、1回目の請求金額6万3,600円をLINE Pay経由でカード決済したところ、0.5%(318円)のポイント還元が得られた。お菓子代くらいにしかならないが、残りの金額6万円×3回を別のアプリ「モバイルレジ」(NTTデータ)経由で決済すれば、1回目と合わせて合計1,503円の還元が得られる計算になる。

 

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記念すべき普通徴収の初体験は24万3,600円

 

 

そもそも無職1年目の住民税はいくら?いつ支払う?

 計算式は複雑なので下手に言及するのを避けるが、2020年の額面年収が約500万円だった私の税額は24万3,600円だった。年収の約5%ということになる。

 

 住民税率は全国一律「10%」に設定されているが、これは額面年収に直接10%を掛けるわけではなくて、各種控除によって圧縮された「課税標準額」に掛ける。私の場合、控除額は給与所得控除約144万円、社保控除約70万円、生命保険控除4万円、地震保険控除約1,000円、基礎控除43万円で合計約260万円。この額を額面年収約500万円から引いた課税標準額は約240万円だった。実際にはさらに調整控除などが存在するが、この約240万円に10%を掛けると24万3,600円という税額が仕上がる。

 

 数十万円の一括払いを要求するほど、国は野暮ではない。通知書が届いた時点で、納付書は4分割されている。私の場合は1回目の請求が63,600円で、納付期限は6月30日。2〜4回目がそれぞれ、ぴったり6万円で、期限はそれぞれ8月31日、11月1日、2022年1月31日だった。万円未満の端数は1回目の請求に寄せるらしい。

 

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「慈悲」。それは税金の一括納付を求めないことを表す言葉。

 

 納付方法は、金融機関やコンビニの窓口だけでなく、当該自治体ではスマートフォンアプリ「モバイルレジ」、LINE Pay、PayPayでの支払いに対応していた。

 

 モバイルレジとLINE Payの「チャージ&ペイ」はどっちがお得?

 Visa LINE Payクレジットカード(以下、LINE Payカード)を使ってLINEポイントを獲得する方法は、モバイルレジ経由とLINE Pay経由の2通りある。どちらも決定通知書に同梱されている納付書に記載されたバーコードをアプリで読み取れば簡単に決済できる。ただ、どちらのアプリを経由するかによって、発生するポイントや手数料が異なる。

 

 モバイルレジを通じて同カードを使用した場合、通常の買い物などと同じく決済金額の2%のLINEポイント(1ポイント=1円)が得られる。ただ、税金の場合は「ポイント還元の対象は5万円まで」という制限がある。さらに、決済金額に応じて発生する手数料には上限がない。つまり、決済金額の5万円を超える分が大きくなるほど、還元ポイントは1,000円分(5万円×0.2%)から増えないのに対して手数料は増えるので、ポイントと手数料を差し引きした実質的な還元額は減少する。

 

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モバイルレジでカード決済する場合の手数料の説明(都内某区の場合、2021年6月29日時点)

 

 一方、LINE Payによる支払い。「チャージ&ペイ」とは、LINE Payの残高からではなく、アプリと紐づけた三井住友カード(LINE Payカードを含む)から決済する方法だ。ポイント還元率は0.5%と前述の方法より低いものの、税金でも還元対象金額に上限はない。しかも、手数料はかからない。

 

 1回目の請求金額63,600円を支払う場合、どちらの方法がお得なのか。モバイルレジ経由の場合、ポイント還元は1,000円分で、手数料は715円。実質還元額は285円となる。LINE Pay経由の場合、ポイント還元は318円分で、手数料は0円。実質還元額は318円となり、モバイルレジ経由を33円上回る。

 

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 決済金額に応じたモバイルレジの手数料は、6万円と6万0,001円の間で変わる。まさに、この1円の差が、どちらがお得かの境目となる。

 

 2回目以降の請求金額である6万円を支払う場合、モバイルレジ経由の場合の実質還元額は395円。LINE Pay経由では300円だから、モバイルレジ経由が95円もお得ということになる。仮に決済金額が6万0,001円になれば、実質還元額はモバイルレジ経由が285円、LINE Pay経由が300円となり、大小が逆転する。決済金額が大きくなるほど、この差は顕著になる。

 

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 よりお得な方法を選んで、1回目の63,600円をLINE Pay経由、2〜4回目の6万円をモバイルレジ経由で支払った場合の実質還元額は318円+395円×3回で合計1,503円。大した金額ではないが、無収入の無職にとってはありがたい。