24時間トイレは二重扉で、虫はいなかった。施設自体はそんなに新しくないと思うが、清掃が行き届いており綺麗。男性用トイレの個室は洋式1つ(ウォシュレット付き)、和式2つ。 洗面台は広い 北海道の道の駅には珍しく、ゴミ捨て場がある。 ただ、キャンピン…
2021年12月にバンライフを開始する以前から使っていたLEDランタンが壊れた。LED自体は光るが、充電用のUSB端子が破損してしまい、充電できなくなってしまったのだ。Amazonでほぼ同じ商品を購入したところ、今まで使っていたLEDランタンと比べて照明の色がオ…
バンライフを始めてから、インターネットカフェ「快活CLUB」のシャワールームをよく利用するようになった。カフェの利用料金さえ払えばシャワーは使い放題で、最も安いプランである「飲み放題カフェ」の利用料金は店舗によって異なるが、地方であれば「最初…
ウィンドーバグネット セカンド2枚セット エブリィバン DA17V [年式:H27.02~現行] 手回し(手動)窓 Aizu(アイズ) Amazon 暑さ対策として、私の家である日産クリッパーバン(DR17V)の荷室ウィンドウにAizu製の網戸をつけた。虫の侵入を許すことなく涼し…
住所不定のバンライフを始めてからも、通販を多く利用している。基本的にはAmazonのコンビニ受け取りを利用しているが、この方法で受け取れない大型商品や中古本は、家電量販店の在庫取り寄せサービスや、ゆうゆうメルカリ便を使っている。メルカリは、コン…
「幸福とは何か?」。この形而上学的な問いに対する答えの一つが、「地名である」ということだ。北海道帯広市には幸福町という地名があり、既に鉄道は廃止になっているものの「幸福駅」が観光資源として残されている。 気になる地名の由来。幸福駅のウェブサ…
18世紀フランスの啓蒙思想家「ヴォルテール」の代表作を立て続けに3冊読んだところ、すっかり啓蒙されてしまった。 哲学書簡 (岩波文庫 赤 518-2) 作者:ヴォルテール 岩波書店 Amazon 「哲学書簡」は、ヴォルテールが亡命先のイギリスで目の当たりにした、祖…
明るい炭鉱 作者:吉岡 宏高 創元社 Amazon 北海道一周中に訪ねた夕張市石炭博物館で購入した、同館館長が書いた本。炭鉱職員の息子として育った著者は、倶利伽羅紋紋の男たちが命の危険と隣り合わせに重労働をする「暗い炭鉱」のイメージは限られた一時代の…
北海道一周中に立ち寄った、白老町にあるアイヌ民族のミュージアム「ウポポイ(民族共生象徴空間)」は、舞踊や楽器の実演などが充実していて楽しかった。また、今春の「全話無料」期間中に一気読みしたゴールデンカムイ(金カム)で描かれていた道具や情報…
13億人のトイレ 下から見た経済大国インド (角川新書) 作者:佐藤 大介 KADOKAWA Amazon 「野外排泄」が当たり前だったインドでは、女性が用を足す際の危険や、人口集中都市の汚染などが課題に。モディ政権は国中にトイレを設置する衛生政策を推進するが、補…
NHKスペシャル ルポ 車上生活 駐車場の片隅で 作者:NHKスペシャル取材班 宝島社 Amazon NHKスペシャル取材班が「NHKスペシャル」と「クローズアップ現代+」では使いきれなかった素材を書いた本。2つの番組ではシリアスなストーリー展開が求められたようだが…
第26回参議院議員選挙が6月22日に公示された。現在、住所地を離れて車中泊で北海道一周中の私も「郵便局留」で不在者投票用紙を受け取り道内で投票できた。 不在者投票は、旅行や仕事などで住所地以外に滞在している人が滞在地の自治体で投票できる制度だ。…
2021年12月にバンライフを開始してから4ヶ月以上が経った。HSP(High Sensetive Person=敏感過ぎる人)の気があり、特に音に対して神経質な私にとって、当初は毎日の車中泊生活に耐えられるか不安もあったが、今のところ快適に過ごせている。そして、車中泊…
いつも通りランニングを終えて駅前に停めていた車に乗り込もうとすると、ベンチに座るお婆さんに声をかけられた。 「どこから来たんか?」 「えーと、まぁ、静岡からです」 「仕事かい?」 「いえ、個人的に旅をしているだけです」 「今日はこれからどこに行…
今まで和書の拾い読みで付け焼き刃的に勉強していたFODMAPについて知識を深めるため、FODMAPを発見した豪モナシュ大学が提供するIBS(過敏性腸症候群)患者向けオンラインコース(https://www.monashfodmap.com/online-training/patients-course/)を受講す…
2021年10月末でポケットWi-Fiを解約し、パソコンのネット通信はスマートフォンのテザリング機能のみで対応しているが、問題なく生活できている。Wi-Fi解約により月々の通信費が約8,000円から約3,000円に減った影響は大きい。 現在スマホ回線で契約しているの…
先日、ちょっとした好奇心が湧いて、ビジネスホテルで1泊してみた。暖かい部屋のベッドで寝るのは2021年12月中旬にバンライフを開始して以来25日ぶりだったが、思ったほどの満足感は得られなかった。隣接する部屋の客の声や足音が気になったり、乾燥によって…
12月22日にお腹を下したが、これは結構久々で、前回下したのは11月29日だった。22日間も下痢をしなかったのは、子供の頃からIBS(過敏性腸症候群)下痢型に悩まされていた私にとって生誕以来のベスト記録ではないだろうか。症状が改善した要因を断定するのは…
死の家の記録 (新潮文庫) 作者:ドストエフスキー 新潮社 Amazon ヴィクトール・フランクルがユダヤ人強制収容所での生活を綴った「夜と霧 新版」のなかで、本書に書かれたドストエフスキーの「人間はどんなことにでも慣れられる存在だ」という言葉が引用され…
北上旅行8、9日目は、新潟県の十日町市に滞在した。日本三大渓谷に数えられる「清津渓」、ブナの木が一面に生い茂る「美人林」、多くのカメラマンが全国から訪れるという「星峠の棚田」をまわったが、そこに共通するのは水鏡が彩る美しさだった。 清津渓トン…
クラゲをライトアップした「クラネタリウム」で有名な、山形県の鶴岡市立加茂水族館に行ってみた。課外授業で来ている元気な小学生の一団と入場時間が被ってしまったので、やり過ごすために館内の説明書きを熟読していたら、クラゲの見た目だけでなく繁殖方…
山形県酒田市にある「眺海の森(ちょうかいのもり)」の展望台に登り、庄内平野に落ちる夕日を見ていた。私はこの町に住む人を誰も知らないし、この町に住む誰もが私のことを知らない。しかし、町が夕焼けに染まり、建物や車の灯が一つ一つともって夜景へと…
北上旅行4日目(2021年10月17日)は、福島県喜多方市から山形県村山郡西川町まで移動しただけで、あとは車内で過ごした。この日はせっかちな寒波によって北海道各地で初雪が降った日で、山形県も天候が優れなかったのだ。翌5日目は月山に登ろうとしたのだが…
この日は観光名所などに立ち寄らず北方面への移動を済ませたら車内でのんびりしようと思って、栃木県日光市から福島県喜多方市を目指した。山間部にある町をいくつか通り過ぎたが、私が知るはずのないその町のひとつひとつに、なぜか強烈なノスタルジーを感…
群馬県と栃木県の境にある日光白根山(標高2,578メートル)を登り、約3年ぶりに「森林限界」を超えた。地方勤務の時に登山に熱中していた時期があったが、東京本社へ転勤、それからまもなくコロナ禍になり、登山からは足が遠のいていた。隠居じみた生活を送…
急に旅に出たくなった。というより、旅に出なくてはいけない気がした。このところ、家に閉じこもっていてもまるで気分が晴れない。暇なのを良いことに嫌な記憶ばかり掘り返して、無碍な時間を過ごしている。 住んでいる群馬県から、車中泊で東北方面を目指す…
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫) 作者:エレイン・N・アーロン,Elain N.Aron SBクリエイティブ Amazon 特に参考になった箇所 ・HSP(Highly Sensitive Person = 敏感すぎる人)は全人口の15〜20%の割合でみられ、ネズミやネコ…
人生は廻る輪のように (角川文庫) 作者:エリザベス・キューブラー・ロス KADOKAWA Amazon 「死ぬ瞬間-死とその過程について (中公文庫)」の著者として有名で、ターミナルケア(終末医療)のパイオニア的存在である精神科医、エリザベス・キューブラー・ロス…
足よ手よ、僕はまた登る―再起への五〇〇日 (山渓ノンフィクション・ブックス) 作者:松田 宏也 山と渓谷社 Amazon 中国の高峰・ミニヤコンカでの遭難による凍傷で両手の指のほとんどと両脚の膝から下を失った松田宏也氏が、会社員として社会生活に復帰し、再…
夜と霧 新版 作者:ヴィクトール・E・フランクル みすず書房 Amazon ナチスの強制収容所から生還したユダヤ系オーストリア人の精神科医(兼心理学者)が、被収容者としての体験を綴った記録。世界的な名著と評されている。数年前に一度読んだことがあったの…